またしばらくブログ更新が滞っていました。10月の出来事までさかのぼってみます。10月後半には川口市にあるメトラン社へ訪問させていただきました。メトラン社と言えば話達達からすると何と言っても世界的なHFOの草分けであり、ピストン式HFOへの信頼は揺るぎないものがあります。一方で、通常の人工呼吸器モードにはそれなりに改良の余地もあり、今後の開発に向けての意見交換としてお招きいただきました。
川口市にあるメトラン社の工場です。確か以前一度本社の方にはお邪魔したことがある気がしますが工場は初めてと思います。
昔懐かしい初期の頃のHFO機が並んでいます。真ん中の機械は若い頃に埼玉医科大学総合医療センターで研修させていただいた頃以来の数十年ぶりの再会でした。
新生児は人工呼吸管理中でもどうしても無呼吸になってしまいますので、その辺の対策が必要なのではと言うことを中心にお話ししてきました。
創業者のフック会長も議論の場に肺って下さいました。
あれこれ議論を重ねているとあっという間に5時間ほど経っており、気がつくとあたりはすっかり夜になっていました。体感としては2~3時間な感じでしたが、それだけ熱中していたのでしょう。ホテルに戻る帰り道、昔懐かしい大宮駅前です。
新生児医療からは足を洗った身にもかかわらず、こうしてお声がけいただけることは非常にありがたいことだとしみじみ感じながらの夜となりました。皆さん、ありがとうございました。
(文責 成育科 網塚 貴介)